マラソン大会での計測〜グロスタイムとネットタイム〜

タイム計測

マラソン大会で計測されるタイムには一般的に、グロスタイムとネットタイムがあります。多くのマラソン大会でタイム計測はRCチップを使用しており、参加人数が多い大会でもネットタイムの計測ができるようになりました。では、グロスタイム、ネットタイムとはどのようなタイムなのでしょうか?

フルマラソンとハーフマラソンのタイマーの写真
タイマー

グロスタイム

スタートの号砲がなってからのタイムです。グロスタイムを公式記録としているため大会での順位はグロスタイムが使われています。そのため、スタート位置がスタートラインから遠い程ロスタイムが多くなります。大会の規模が大きい程参加ランナーが多いため、後方のランナーはよりスタートラインを通過するまでの時間も長くなります。

ネットタイム

ネットタイムはスタートの号砲からではなく、スタートラインを越えた時から計測したタイムです。ネットタイムで順位がつけられる事は一般的にはありませんが、大会で走った距離での個人の記録です。スタートラインを越えるまでのロスタイムを無視するので、個人の走力のタイムとも言えます。

グロスタイム、ネットタイムどちらのタイムをランナー個人のタイムとするかは人それぞれと思います。しかし公式記録として申告するタイムはグラスタイムですので注意して下さい。スタートラインから離れた場所からスタートする場合にはどうしてもスタートロスが多くなってしまいグロスタイムとネットタイムの差が大きくなってしまいます。多くの大会では大会エントリー時に申告する完走予定時間によりスタート位置を決めていますので、速い人ほどスタート位置に近い場所から走れる事になります。より前からスタートするために走力に合わない場所からスタートすると、号砲直後の混戦で転んでしまったり、オーバーペースの走りになりますので申告タイムは走力に合った適正タイムを申告して下さい。

スタートロスについての注意

多くのマラソン大会では制限時間や、関門時間などが設けられています。この時間は号砲がなってからの時間です。つまりグロスタイムが基準になります。都市型マラソンで1万人、2万人と参加ランナーないる大会では号砲がなってからスタート位置を通過するまで30分以上かかる大会もあります。この場合制限時間が6時間の大会である場合、号砲がなってからが6時間のため、ランナーがスタート位置を越えるまでの30分を引いた5時間30分で走り切らないといけません。このスタート時におけるロスタイムを考慮してペース配分を考え目標タイムなどを設定して下さい。

マラソンのゴール地点の様子
ゴール

ウェーブスタートの導入

ここ数年日本国内のマラソン大会で、ウェーブスタートが増えてきています。

数年前までは、一斉スタートが主流で大規模マラソン大会ではスタートの問題点が多々ありました。
問題点としては、速度の異なるランナーが一斉にスタートするため転倒の危険性があったり、スタートの混雑によるタイムロスを挽回する為に無理なペースで走るランナーが多くなり、怪我等の危険性が高くなってしまってました。

これらの問題点を回避するために、ランナーをグループ化して時間をずらしてスタートするウェーブスタートが導入されるようになりました。

ウェーブスタートは、時差スタートともいいますが、ランナーをグループ化して時間をずらしてスタートするためスタート時の混雑が緩和し転倒の危険性や、怪我等の危険性を減らすことが可能となりました。
ウェーブスタートの記録は、ウェーブごとにグロスタイムとネットタイムを計測しています。

まとめ

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