マラソン大会におけるトイレ対策

マラソン大会に出場するときに困ることの一つにトイレ問題があります。

マラソン大会では仮設トイレが多く設置されますが、トイレの設置数以上のランナーがスタート前にはトイレに向かうため、スタート直前のトイレはとても混みます。特に、マラソン大会のスタート前は特にトイレに行くのにも一苦労です。

また、スタート前では、緊張でお腹がゆるくなりトイレが近くなることも多いと思います。

スムーズなマラソン大会となる手助けとなるように、マラソンスタート前のトイレ対策をお伝えします。

トイレに並ぶ人

私が考えるマラソン大会におけるトイレ対策

マラソン大会に参加する時に困る事はトイレです。スタート前には誰もがトイレに行っておきたいと思うものです。マラソン大会は人が沢山集まり、一斉に同じ行動をします。とくに大きな大会では、何万人もの人が一斉にスタートしますのでトイレ問題は切実です。大会側もランナー数に応じて仮設トイレなども用意していますが、何十分も並ばなくてはいけない場合もあります。色々とトイレ問題に対しての対策はあるとは思いますが私が考えるマラソン大会におけるトイレ対策についてまとめてみました。

トイレ対策1

トイレ対策として無難な方法は大会会場へ行く前にトイレを済ませてしまいスタート前はゆっくりと過ごす。これは大会会場に向かう途中のコンビニ、大会会場近くの公衆トイレ、電車で会場へ向う場合は駅のトイレなどで早めにトイレを済ましておく方法です。極端な事を言えば自宅や宿泊先でとりあえずトイレに行きトイレを済ましておく事です。しかし、実際は緊張したり、レースに向けて水分を多く摂取しているため、スタート前にトイレに行きたくなる場合もあります。また、大きな大会では何時間も前から会場で並ばないといけない場合もあるので大会会場入りしてもトイレに行きたくなる事もあります。

トイレ対策2

大会会場に早めに入りウォーミングアップ時間や開会式の前にトイレを済ます方法もあります。スタート時間の1時間前にはトイレ、ウォーミングアップを済ませてしまうように、2時間程度早く会場入りし、混み合う前にトイレに行きウォーミングアップをします。

 トイレ対策3

会場のトイレの位置、トイレの数、女性専用の有無、男性であれば、大、小が分かれている場所などをパンフレット等で事前に確認し、スムーズに行ける場所を事前に確認しておきましょう。また、大会会場又は周囲に公園などがある場合は、大会パンフレットに載っていないトイレがある場合もあります。会場の施設のホームページを参照してみる事もお勧めです。

トイレ対策4

スタートまえにトイレに行く事を初めから諦める方法もあります。中規模から大規模の大会では、ほとんどのマラソン大会でコースの途中にトイレが設けてあります。初めからコース上のトイレを使用するつもりで走る事です。この方法のメリットは、スタート前の整列をスムーズに落ち着いて出来る事です。デメリットは、トイレの時間をロスしてしまう事です。記録を狙って走る場合にはトイレでのタイムロスは避けたいものです。そして、事前にトイレの位置を把握しておく必要もあります。スタート直後にあるトイレは意外と混み合いますので5キロ程度走ってからのトイレがお勧めです。しかし大会によってはコース上のトイレは少なかったり、コースからかなり離れてしまったりする事もありますので事前に確認しておきましょう。

尿意対策1

トイレに行きたくならないようにしたり、回数を減らす為には、カフェイン、アルコール、カリウムの摂取を控える事です。特に大会前日の夜から控えると効果絶大です。カフェインは利尿作用があり、摂取するとトイレにも行きたくなります。カフェインは、コーヒーや、緑茶、日本茶、ココア、紅茶、ウーロン茶、コーラ、栄養ドリンクなにも含まれています。アルコールも同じく利尿作用がありますので前日から控えることも必要です。カリウムは、体内で増えすぎた塩分を水分とともに尿として排出する作用があります。カリウムはアボカドや、ほうれん草、にんにく、わかめなどに多く含まれています。

尿意対策2

体が冷えてしまうと暑いときに比べると汗や水蒸気となって体から出て行く水分が減るため、体の水分が多くなり尿意が近くなります。これは寒さが刺激となり、尿を出そうとする交感神経のはたらきによるものです。また、体が冷えると手足など末端の血管が縮み、体の中心の血液量が増えてそれを減らそうとし、尿を出そうとなります。 この対策として体が冷えないように薄手の上着やカイロなどを使用する事でトイレの回数を減らすことができます。

レース中のトイレ対策と対処法

マラソン大会でレース中にトイレに行きたくなった時の対処方法を紹介します。

トイレ対策として多くのランナーは、レース前に繰り返しトイレに行くことや、レース前に摂取する水分の量を減らすことをしていると思います。特に、レース前日の夜から摂取する水分の量を減らしたり、カフェイン入りの飲み物は控えるだけで尿意は感じにくくなります。しかし、レース前に水分の摂取量を減らし過ぎるのは良くないので、最低限は飲むようにしてください。

レース中にトイレに行きたくなった時のエピソード

大会当日、私は緊張しながらも自己ベスト更新を目指し、スタートラインに立ちました。しかし、レースが始まって数キロを走った頃、突然腹痛が襲ってきました。トイレに行きたくて仕方がなくなり、周りを見回すと、近くにトイレがある看板を発見しました。すぐにトイレに駆け込もうとしたのですが、長い列ができていて、待ち時間がかかることが予想されました。焦りながらも、先を急ぎたくて列を飛び越えてトイレに入ろうとしましたが、スタッフに注意されてしまいました。待つこと30分。やっと私の番がきましたが、トイレ内は既に大混雑していて、スタッフによってトイレの利用時間が厳しく制限されていました。急いで用を足すと、スタッフに追い立てられながら、私はトイレを後にしました。その後、私はレースに復帰し、一瞬でも早くフィニッシュラインを目指しましたが、脚が重くなり、最後まで思うように走ることができませんでした。結局、自己ベストを更新することはできず、悔しい思いをしました。

このエピソードから、マラソン大会に参加する場合は、トイレの利用に時間がかかることもあるため、事前に用を足しておくことが大切だということがわかります。また、レース中に何かしらのトラブルがあった場合は、焦らず冷静に対処することが必要だと思いました。

では、レース中でのトイレ対策、トイレに行きたくなった時の対処方法はどのようにするといいのでしょうか。

実際レース中にトイレに行きたくなったらどうしようと考え始めてしまうと、本当に行きたくなってしまいます。不安があると気になり始め尿意を感じ始めてしまいますので、トイレ対策はしっかりとしてからレースに挑むように心がけています。

レース中のトイレ対策

対策としては、レース中は走ることに集中して、トイレのことはできるだけ考えないようにしてください。
そして、レース中にトイレに行きたくなった場合は、トイレのことを考えながら走るよりも、途中のトイレに駆け込んで、早めに走ることに集中するほうが楽しくレースを走ることができると思います。

スタート前にトイレに行く、水分の摂取量を減らす、体を冷やさないようにするなど対策を行ってスタート後はトイレのことは考えないようにしましょう

また、レース中にトイレを見つけたら、すぐに利用することが大切です。トイレに行きたくなったら、周りのランナーに声をかけてトイレの場所を聞くなど、早めに情報収集を行いましょう。トイレに行くために一時的に競技を中断することが必要な場合、時間を気にしすぎず、自分の体調を優先することが大切です。万が一、レースのタイムに影響が出たとしても、自分の健康が最優先です。

最後に、 万が一トイレットペーパーがない場合に備えて、持参してレースに参加することをお勧めします。

マラソン~豆知識~

マラソン大会の紹介


2019-05-14マラソントイレ対策,マラソン,攻略

Posted by takacyan