筋肉の役割と腱の役割と靱帯の役割

人の体を構成するものの中で、筋肉、腱、靱帯の種類や役割について紹介しています。

筋肉の役割

筋肉は伸び縮み(緩んだり収縮したり)をして関節を動かす役割を行っています。筋肉の両端は基本的には骨と骨に付いていますので、筋肉に力が入って緩んだり収縮すると関節が動かされます。

その他に筋肉は収縮する事で血液を全身に送り出す役割と、血液を心臓に戻すポンプの役割も担っています。

(血液は心臓から全身に送り出され、全身に酸素や栄養を届けたり、全身に溜まった老廃物を集める重要な役割をしています。)

筋肉は鍛えると肥大し筋肉自体が大きくり、筋繊維が増加します。筋繊維筋が増加すると筋力と筋持久力が向上し、運動や動作がより楽に長時間行うことができるようになります。

筋肉の種類

筋肉は、大きく分けると平滑筋と横紋筋の2種類に分けることができます。

平滑筋は心臓以外の内臓、血管や気管支壁にある筋肉で、血液や消化物を送る働きをしており、自分の意思で動かすことのできない不随意筋です。

横紋筋はさらに心筋と骨格筋にわけられ、心筋は心臓を動かす筋肉で、骨格筋は体全体や、手足を動かすときに使う筋肉です。心筋は自分の意思で動かすことのできない不随意筋、骨格筋は自分の意思で動かすことができる随意筋です。

筋肉のイラスト

筋肉の外傷

肉離れ

肉離れは筋肉が引きのばされたことにより部分的に筋肉が損傷した状態です。

ハムストリングス(太腿の裏にある筋肉)や腓腹筋によく起こり、痛みが続くときは運動などは行わないようにし、運動を再開するタイミングは、肉離れした部位の筋肉が、ストッレチした時でも痛みを感じなくなったタイミングが望ましいと言われています。

筋挫傷 

筋挫傷は、打撲などの鈍的な外力により筋肉に損傷を受けたものをいいます。
主な症状は激しい痛みと打撲した周囲の腫れです。

筋挫傷の合併症

筋挫傷の合併症にコンパートメント症候群があります。
コンパートメント症候群は、損傷した筋肉内の出血や腫脹により筋肉の内圧が増大し血行障害を起こし、筋肉の壊死、や神経障害などの障害がおき重大な後遺障害がおこることを言います。

筋肉内血腫

筋肉内出血は、筋膜と筋肉の間や、筋肉の中に出血が出血した状態を言います。筋肉内出血によりできた血腫は筋肉を圧迫しますので、筋肉を動かすと痛みが現れます。筋肉内の出血の量が多いと腫れてきます。

筋肉を効率よくつけるためには

筋肉を効率よくつけるためには、筋肉の栄養素であるたんぱく質の摂取が必要となります。

タンパク質は、筋力トレーニングで傷ついた筋肉を修復し、強く太くすることに関係しています。
筋肉を骨に付着させる腱や筋肉を支える骨も同時に強化するためには、コラーゲン、カルシウム、ビタミンDも必要となります。

また、エネルギー源である糖質が枯渇すると、筋肉がやせてしまいます。

腱の役割

腱は腕や足などの筋肉である骨格筋の両端にあるとても強い結合組織で、筋肉と骨を繋ぐ最後の部分で重要な役割を担っています。筋肉と違い意識的に動かすことは出来ません

(骨格筋は、腕・足・腹筋など自分で動かせる筋肉をいいます。

筋肉(骨格筋)と骨を繋げている腱は、起始部、停止部に起始腱、停止腱が付きます。

起始部(起始腱)は、筋の収縮の時に動きの少ない方の骨に付く腱側、停止部(停止腱)は、筋の収縮の時に動きの大きい骨に付く腱側をいいます。

靱帯の役割

靭帯は骨と骨をつなぐ組織で関節の部分にあり、主な成分はコラーゲンなどの結合組織です。
靱帯は、関節の動く範囲(関節の可動域)を制限する働きがあります。
靱帯による関節可動域の制限により、肘や膝、足首などが変な方向に曲がらないようになっています。

2021-06-20健康

Posted by takacyan